クラブで働くのは大変?キャバクラの仕事内容と比べてみた

クラブとキャバクラの仕事内容を比較してみた


キャバクラもクラブも、どちらもテーブルを囲んでお客さんを接待するタイプのお仕事です。一見似たようなナイトワークですが、細かいシステムなどを見ていくと、意外に無視できない違いがあります。

今回はキャバクラとクラブの仕事内容について比較してみましょう。

①客層の違い

一般的に、クラブの方がキャバクラよりも高級志向が強いです。料金設定もクラブの方が高い傾向がありますね。
なので、お客さんもお金に余裕のある人、例えば、企業の社長や会長、重役、実業家や投資家などがよく訪れます。

こうした人たちは社会的地位が高いので、とにかく紳士的。飲み方も落ち着いていますし、働く女性やスタッフに絡んでくるようなこともありません。少なくとも、キャバクラよりは安心です。

年齢層も高い傾向があります。クラブには、キャバクラほど若いお客さんはいません。50〜60代以降が中心ですね。

ちなみにクラブは完全会員制のところも多数。
お客さんの身元などをお店が把握しているケースも多いので、この点でも安心して接客できるでしょう。

②ホステス・キャバ嬢の心構えの違い

クラブで働くホステスは、キャバ嬢よりもプロ意識の高い女性が多いです。
採用基準も高いですし、知識や教養もキャバ嬢よりもホステスの方が優れていると言えるでしょう。

キャバ嬢がおバカさんばかりという意味ではありませんよ?クラブ側が客層に合わせて、そのような女性を多く採用しているということです。

キャバ嬢の多くが、お客さんを楽しませるという意識を持っています。一方でクラブのホステスは、どちらかというとお客さんを受け入れるタイプ。

なので、キャバ嬢の中には自由奔放だったり天然だったり賑やかな雰囲気が得意な女性も多いですが、ホステスは凛として接客している女性がほとんど。このあたりも心構えの違いからくる接客の違いなのでしょう。

③お給料の違い

クラブは、キャバクラと違って日給制のお店が多いです。最近は時代に合わせて時給制を採用しているクラブもありますけどね。

時給相場は、キャバクラは4,000円くらい。
クラブは時給に換算すると5,000〜6,000円ほどが相場となるかもしれません。

ただ、お給料の金額は時給だけでは決まらない点に要注意。キャバクラは、この時給に加えて、指名バックやボトルバック、同伴バックなど、いろんなボーナスがついてきます。クラブは、基本日給のみ。

自分のお客さんを持てば売り上げバックがたくさん入ってきますけど、新人さんがいきなり自分のお客さんを持つことはシステム上できません。

顧客を持つためには店舗を移ったりしないと無理。永久指名制ですからね。

素質があれば日給は上がっていくかもしれませんが、お給料をトータルで見たときには、キャバクラの方が稼ぎやすいでしょう。

④接客の仕方の違い

キャバクラは、お客さんに対して1対1で接客するスタイルが基本です。クラブは、お客さんに対して1対複数のホステスで接客する形が基本。お店が混んでいない限りは、お客さんよりも多い数のホステスがおもてなしをします。

新人さんは、ヘルプという形で接客。これはキャバクラも同じですが、クラブの場合には、お客さんを担当するホステスがいる状態で、ヘルプがサポートをします。
ここがキャバクラとの大きな違いですね。

キャバクラは、指名されたキャバ嬢が席を外したときにヘルプが入るという形が一般的ですから。ちょっとした接客方法の違いですが、働いてみると結構違いますよ。

まとめ

客層も良く、大きなお金が動くクラブ。でも、システム上キャバクラの方がお給料は稼ぎやすいでしょう。

新人さんでも未経験者でも、あっという間に稼げてしまうという魅力は、残念ながらクラブにはありません。ただ、接客は複数で行うので楽ですけどね。

いろいろなところに注目して、キャバクラとクラブを比較してみましょう。一度体験入店してみるのもあり。働いてみれば、よりリアルに比較ができ、選択に間違えることもなくなるはずです。

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