コンカフェとキャバクラの仕事内容を比較してみた

最近耳にすることが増えてきた「コンカフェ 」をご存知ですか?
キャバクラやガールズバーとは違い、お昼から営業をしていて遅くても24時には閉店しているお店が多いですね。近年店舗数が急激に増えていて、インフルエンサーやアイドルが働いているお店も多いため、注目されている業種なんです。
今回は、私が働いているキャバクラと、最近注目のコンカフェについて比較します。
①客層の違い
キャバクラは、基本的にはビジネスマンである男性がメインです。社会的地位のある方や、若くして会社を立ち上げて成功している方が接待に使ったりすることもあります。
年齢層は20〜60代と幅広いので、キャストの年齢が30代・40代であっても応援してくれるお客さんがつきますよ。
一方コンカフェは、同じ男性でも趣味がアニメやゲームなどのオタク系が多い です。
そのため、お客さんの年齢層は20〜30代が中心です。働いているキャストも20代が多く、全体的に若いですね。
元々キャバクラは繁華街に多くあるのに対し、コンカフェは秋葉原や池袋のようなオタク文化が強い場所に多い点も、客層の違いを意識しているのでしょう。
②勤務時の服装の違い
キャバクラとコンカフェの印象として大きく分かれるのは、衣装でしょうか。
キャバクラは、ドレスであることがほとんどです。胸元が見えるものや、タイトなシルエットが多いため、スタイルがはっきりとわかります。
コンカフェは、各お店のコンセプトに沿った衣装 があります。脚以外の露出はほとんどなく、露出に抵抗がある方でも安心して働けますよ。
③お給料の違い
キャバクラの時給相場は地域にもよりますが、4,000円ほどです。一方コンカフェは、1,500〜2,000円前後なので、お給料で見るとかなり変わりますよね。
女性がするナイトワークの中では、お給料が低い分類になるでしょう。
詳しくは後述しますが、コンカフェはキャストがコスプレをしている以外は普通の飲食店との違いがあまりなく、お客さんが支払う料金も安価だからです 。そのため、必然的にお給料は安くなってしまいます。
ただし、お給料は時給だけで決まるものじゃありませんよね。
コンカフェのバックの一例としては、
- キャストドリンク
- シャンパン
- テキーラなどのショット
- チェキ
などがあります。
どちらも個人の人気に左右される職業という点は変わりないので、営業したりSNSで集客をしたりと、努力が必要ですね。
また、キャバクラにはノルマやペナルティがあり、ノルマ達成できないとお給料が減らされることがあります。コンカフェにはノルマやペナルティはないため、最低時給よりも稼げない…ということはありません。
④接客の仕方の違い
コンカフェとキャバクラのお給料の違いにも関係するのですが、接客内容が違います。
キャバクラは風俗営業許可をとっているため、横に座ったり一緒にカラオケをしたりといった「接待」ができます。お客さんとの距離が近いため、酔っ払ったお客さんにお触りをされることもゼロではありません。
対してコンカフェは、飲食店としてカフェ営業の許可をとっているお店がほとんどのため、キャバクラのような接待はできません 。カウンター越しでお話ししたり、歌やダンスのパフォーマンスをしたりと、接客の仕方はお店によって異なります。
連絡先交換も必須ではないので、合わないお客さんに無理して営業をする必要はありません。ナイトワークが初めてで、営業してお客さんを呼べるか不安な方でも安心して働けますよ。
まとめ
キャバクラとコンカフェでお給料が大きく違う理由は、接客内容の違いから来ています。
キャバクラほどは頑張りたくないけど、ナイトワークに挑戦してみたいという方や、アニメや漫画、ゲームなど自分の得意なジャンルがあって、コスプレも好き!という方には、コンカフェがぴったりです。
さまざまなお客さんと出会って、稼ぐために頑張りたい!という方は、キャバクラがよいでしょう。
それぞれメリットがあるので、自分に合ったお店を選ぶことが大切です。